2019.3.22
試作でも金型を起こさなければならなかったブロックシリンダーを、砂型で製作しました。
図面を出してから性能評価をするまでの期間を大幅に短縮し、短期間でエンジン性能の評価を実施したい。
お客様からのご要望
砂型アルミ鋳造のブロックシリンダーでは、ライナーとの密着率が悪く評価ができないため、ダイカスト品で対応しなくてはなず、短期間での性能評価ができない。短期間でエンジン性能の評価を実施することはできないか?
ご要望に対する実現方法
砂型アルミ鋳造では、ダイカストのように背圧をかけることができないことを考慮し、ライナーの温度設定や注湯温度・鋳造解析の組み合わせのトライandエラーを繰り返し、データを蓄積しました。
ライナーを製作しているメーカー様で試作品を測定していただき、空隙率・密着度共にダイカスト品の許容値に達していることを証明することができました。
お客様からの評価・感想
図面を出してから性能評価をするまでの期間が飛躍的に短縮できたことで、今までできなかった評価までできるようになった。。
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