アルミ鋳物 薄肉鋳造サービス

マルサン木型製作所は、薄肉鋳造を得意としており、軽量化やコストダウンを実現したい皆様に選ばれています。
歪みをはじめとした品質不良が発生しやすい薄肉鋳物ですが、当社は砂型鋳造でt1.5mmの薄肉を実現しています。薄肉鋳造が可能であることから、プレス加工をはじめとした工法からの代替として検討されることも多く、一体成型によるトータルコストダウンが可能です。
一般的に、砂型鋳造の薄肉は2mm~2.5mmと言われる中で、ダイカストで実現するようなt1.5mmで鋳物製作を行える当社は、自動車業界をはじめとした大手企業の皆様のパートナーとして活動しています。
「ロット数から、砂型鋳造が最適だと考えられるが、薄肉が実現できず最適な工法の選定ができない…」
とお悩みの皆様、一度当社にご相談ください。最適な提案をさせて頂くことをお約束します。
アルミ鋳物 薄肉鋳造サービスの特徴
鋳造解析技術と方案設計ノウハウ、木型設計力、そして高度な歪取り技術により薄肉鋳造を実現します!

薄肉鋳造の課題は、肉厚差による湯回り不良で発生する鋳造欠陥、そして歪みの発生です。 当社では、鋳造解析技術と方案設計ノウハウ、木型設計力を駆使し、鋳造欠陥の発生を回避しています。また、内製している歪み検査治具を用いた検査を行うことで、品質にばらつきのない薄肉鋳物の安定生産を実現しています。
ダイカストの試作として砂型鋳造を選定できます!

ダイカストは薄肉が可能で、かつ表面粗度にも優れる工法ですが、金型が必要であり試作・開発段階では高コストになってしまうという課題があります。当社では、ダイカストで実現できるようなt1.5の薄肉鋳造を行うことが可能であり、さらにADC材の砂型鋳造が可能です。そのため、より量産の条件に近い試作を行うことができ、スムーズにダイカストによる量産立ち上げを実現できます。
一体成型による工法変換!薄肉鋳造と優れた寸法精度・表面粗度により、コストダウンを実現!

鋳造は一体成型が可能な工法です。そのため、プレスや板金からの工法変換により、工数削減・部品点数削減を実現できる可能性があります。 しかし、プレスや板金部品の場合は板厚が薄いことも多く、品質の面で鋳物への工法変換に課題が残ることがありました。当社の砂型鋳造では、t1.5の薄肉が可能であり、工法変換の実現に寄与しています。 また、当社の砂型鋳造は、ダイカストやロストワックスと比較して、品質の面で引けを取りません。優れた寸法精度と表面粗度、そして薄肉鋳造により、ダイカストやロストワックスからの工法変換が可能になっています。