ADC12 砂型鋳造サービス
マルサン木型製作所では、ADC12の砂型鋳造を行っています。ダイカストによる量産前の試作鋳造委託先として、自動車業界をはじめ、多くの企業様に選ばれています。
ダイカスト用アルミニウム合金であるADC12は、鋳物用アルミニウム合金とは性質が異なるため、砂型で鋳造すると、鋳巣をはじめとした鋳造欠陥の発生が懸念されます。そのため、多くの砂型鋳造メーカーでは、AC4Cなどの鋳物用アルミニウム合金を用いて鋳造を行っています。
しかし、ダイカストによる量産に移行すると、試作時の条件では鋳造ができず、手戻りが発生しスムーズな立ち上げを行えないという課題があります。
当社では、培ってきた木型設計ノウハウ、鋳造解析ノウハウ、方案設計ノウハウを用いて、ADC12の砂型鋳造に対応します。
「ADC12で試作鋳造を行いたい」とお考えの皆様、お気軽にご相談下さい。
ADC12 砂型鋳造サービスの特徴
ADC12で試作を行うことで、耐食性試験、熱伝導率測定、NVH評価など、各種検査・試験に適用可能!
ダイカスト量産前試作をADC12で行うことにより、耐食性試験、熱伝導率測定、NVH評価など、量産を考慮した各種検査・試験が可能となります。量産時とより近い特性をもつ鋳造品を試作で作り上げることにより、スムーズにダイカストの量産に移行することができます。
1万台以上のADC12 鋳造実績!
ADC12の試作鋳造に対応できる砂型鋳造メーカーは少なく、当社には多様な業界のお客様より、鋳造のご依頼をいただきます。2024年時点で、ADC12の砂型鋳造実績は1万台を超えており、培ってきた鋳造解析データと鋳造ノウハウをもとに、皆様のご要望にお応えしています。
豊富な鋳造解析データをもとにした高品質鋳造!
前述したとおり、ADC12の実績は1万台をこえ、台数分の鋳造解析データを保有しております。これらの鋳造解析データと、ADC12の材料に関する知見をもとに、ご要望のワーク形状に合わせて、最適な木型設計、方案設計を行います。