2019.3.22
鍛造とプレスを溶接していた薄肉製品を一体で作りました。

ダイカストに向けた試作品を肉厚1.5㎜を砂型アルミ鋳造で製作したい。
お客様からのご要望
元々の部品が鋳造品とプレス品を溶接して構成されており、時間もコストもかかってしまう。今回、コスト削減のためにダイカストに向けた試作品を製作したい。
ご要望に対する実現方法
肉厚1.5㎜と非常に薄肉のため、湯流れなどの鋳造解析を行い、その結果を踏まえて重力鋳造では賄えない形状を部分的に吸引器で対応しました。
試行錯誤の上で形にすることはできたが、あまりにも薄肉であったため歪が発生。しかし、歪抜き治具を製作して製品の歪にも対応することができました。

お客様からの評価・感想
肉厚1.5㎜を砂型アルミ鋳造で製作できるのなら、もっと他の部品もプレス品からアルミ鋳造化するように検討したいと思った。アルミ鋳造に対する概念が変わりました。
★マルサン木型の技術について詳しくはこちらを参照ください。